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大念寺についてabout

仏陀・親鸞・自分に であう寺

住職あいさつ

日本国内の自死者数は未だに2万人を超え、2020年ではG7各国の中でももっとも高い国となっており、
1日55人のいのちが失われていることになります。

毎日どこかで苦悩して追い詰められている人がいる私たちの住む社会に対し、
お寺として何を考えてどのようなことができるのだろうかと、日々考えています。

2,500年前にインドの地で人々に幸せへの道を説いた仏陀釈尊。
850年前に日本の地で人々の苦しみと痛みを聴き続けて阿弥陀如来の本願念仏を伝えた親鸞。
この二人の想いにであうお寺を、みんなで和気あいあいにつくっていきたいと思います。
そして、みんなでつくっていく中で、自然体の自分が尊重され、
集う人々の心の安息所となるような場を育てていきたいと思います。

まずは、お気軽にお寺に遊びにきてください。

住職の写真

久朗津泰秀

2018年住職就任。地域の人たちと交流することを大切にしたいと考え、ボランティア活動に関わっている。趣味は、仏教書と打楽器を集めること。

大念寺の歴史

history

1929年

樺太時代

昭和4年、泊居(現サハリン・トマリ)にある信行寺に大秀という僧侶を勤務拝命する。以降、仏教婦人会、日曜学校を発足し、本堂・庫裏の全面改築、保育所を開設し、檀信徒の心の拠り所だけではなく、地域になくてはならない寺院を作り上げた。

1945年〜47年

敗戦時とその後

昭和20年8月15日に敗戦を迎えると泊居の町内は混乱し、ソ連軍の空襲爆撃が8月17日から25日まで続いた。その後、町内に進駐して翌年には寺院境内にソ連人民の個人住宅が建築されたという。昭和22年4月に寺院の土地、建物、財産をソ連国に没収された。

1947年

引き揚げ

昭和22年5月札幌に引き揚げとなり、ソ連国より移動許可がおりた御本尊、脇掛の4御影像と共に函館へ上陸した。その後、札幌市東区北7条東6丁目に北7条仏教会布教所を設立。

1963年

大念寺のはじまり

昭和38年、現在地に本堂を建立。境内地は小林又一夫妻の寄進によるもの。

境内案内

temple ground

本堂

1階は本堂、2階を納骨堂にしており、エレベーターと車椅子用のトイレを完備。バリアフリー建築として、どなたでも快適に利用できる寺院づくりを心がけました。また、本堂では法事及び葬儀を執り行うことができるようになっています。お寺だからできる安心の時間を過ごしてください。

納骨堂

納骨堂は、室内なので一年中お参りができるようになっており、ゆっくりと故人を偲んでいただけます。また将来ご遺骨を護る人がいないという不安をお持ちの場合でも、当寺が責任をもって永代管理させて戴きます。他にもお悩みのことがあればご遠慮なく相談ください。

年中行事

annual events

常例法座

毎月4日(4月/5月/6月/7月/9月/11月)

住職及び僧侶から浄土真宗の教えを聞く「法話会」です。後半は、茶話会形式で交流する時間を設けています。

親鸞聖人御命日法座及び念仏会

毎月16日(2月/4月/6月/11月/12月)

親鸞聖人の御命日となる16日に、勤行・写経・念仏会などを行っています。念仏会では、大念珠と打楽器を用いて念仏を称えます。念仏を楽しむことのできる集いを育てていきたいと考えております。

初盆法要

8月15日

初盆を迎えるご遺族を対象にお勤めします。

灯火の集い

10月7日

お経と法話の他に、遺族の皆様から亡き人へのメッセージを聞く時間や、唱歌などを行い、たいせつな人との時間を過ごしています。

親鸞聖人報恩講

10月7日・8日

近隣の寺院のお坊さん方にもお集まりいただき、賑々しく法要を勤めます。また、お勤め後には親鸞聖人の御生涯や浄土真宗の教えを分かりやすく、そして深くお話してくださる布教使のお坊さんをお招きしています。

報恩講の様子

灯火の集いの様子